メンタルヘルス 〜ストレスへの反応、生育環境の要因〜
↑前回からの続きです。
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前回では
・ストレスの原因
・ストレスの影響
・ストレスが病気を引き起こす3つのルート
を見て行きました。
今回はストレスへの反応に対してです。
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- ストレスへの反応
・産まれつての体質や生育環境、行動や考え方がストレスに影響する。
同じ様にストレスを受ける環境にていても、あまり変わらない人もいれば、
すぐに心身の不調が現れる人もいます。
最近ではこうした反応の違いの要因として、1つには生まれ付いての体質が有ると
考えられているようです。
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- 体質がストレスに影響する?
生まれついての体質とは?
人にはそもそも、一人一人違ったユニークな個性があります
また同様に体質的特徴にも個人差があります。
この体質を考えてみた時に、身体的な体質と心の性質(個性)と両方の側面を合わせて体質と言う事ができます。
というのも「病いは気から」と言われるように心は体に影響を及ぼし、
体もまた心に影響を及ぼしているので双方切り離して考える事は出来ないからです。
ある人は敏感で繊細な人で体質的にストレスを受けやすく、周囲からの影響も受けやすいかもしれません。
またある人は同じ環境でいてもストレスを溜め込んだりせずに、楽観的でストレスの影響を受けにくい性質の人もいます。
この場合だと主に体質の違いと言っても心の性質の要素が大きく影響してくる場合です。
ある精神科医の先生の文献によると敏感体質や、ヒステリックになりやすい方などで栄養バランスの問題から精神的に問題を抱えやすいケースも有るらしく、女性ではかなりの割合で鉄分やタンパク不足の要因から精神的不調に至る事も有るようです
この場合は身体面での体質の要素が強いのかもしれないですね。
生まれながらにして栄養バランスが不均衡な場合や出産後体質が変わる場合など色々なケースが考えられます。
体質を作る要素として、体は物理的に食べた物を栄養として成り立っているので食べる物の内容や質の問題も考える必要があります。環境汚染等の影響も体質に大きく影響してしまいます。
「健全な肉体に健全な精神が宿る」と言われる様に、心と体の両方の健康を考える必要があります。
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- 生育環境の要因
生まれつきの体質の違い以外にも生育環境も関係します。
幼いころに虐待やネグレクト(育児放棄)イジメ等の辛い経験があると、鬱病のなどを発症しやすい傾向が有る事が分かっています。
反対に適度な愛情を受けながら育った人は、ストレスに対して強い傾向があります。
幼少期の体験や生育環境はとても大きな要因でこのような経験から人格形成がされ、物事の考え方などに大きな影響を与える事になります。
後、家庭内での教育や学校等の教育システムの影響も大きな要因になります。
仮に体質や生い立ちからの経験がもしマイナスに作用しストレスやその他の問題の
原因になっている場合でも今後、自分を少しずつ変えて行く事は可能です。
困難な時でも良い可能性は必ず有る事をどうか忘れない様にして下さい。
より良い可能性に出会って行くため、勇気をだしてまずは小さい一歩からはじめていきましょう。
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