ホリスティックサロン エストレーラ☆ギアblog

健康の問題に対してホリスティックなアプローチよりボディ、マインド、スピリットを調和へと導き本来の自分力を取り戻す事を目的とした情報発信ブログです。

娘のお勉強と父親のお勉強。

コロナウィルスの騒動で

娘の小学校が休校になった影響で

自宅で仕事をしている僕と休校中の娘が家で一緒に過ごせる時間が増えて

家族とより深く繋がる時間が持てています。

 

社会や経済、人々の健康の問題的には世界的に大きな問題になっていますが

外出制限や休校の影響で家族と深く繋がる時間が持てる事は

この騒動がもたらした一つのポジティブな側面だと感じています。

 

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そんな中

うちの7歳になる娘のLは

今めっちゃ大好きな

すみっこぐらしの

お勉強のドリルを買ってもらいました。

 

それ以降自主的に張り切ってお勉強をはじめました。

 

ところがある日、勉強を始めてものの数分で

問題の読解に苦戦して助けを求めにきました。

 

自分なりに解釈して、なんとか答えを書いてみようとしますが、

 

そもそも問題が

何を問うているのかを解釈できていない為に行き詰まり不機嫌に、、、、

 

そこで「もう一度問題をはじめから読んでみようか」と僕が言うと

 

「読んだけど、わからないの。」

 

「読んでみて私はこう思った、、、」

 

と自分の意見や見解を興奮気味に主張してなかなかやりとりがスムーズに行きません。

 

ふーム…

 

しっかり自分の意見を主張できる事も大事だし、自分なりの見解を伝える事も

必要な事だけどね、、、、

 

今はこの問題が何を質問しているのかを理解する事がお勉強だからねと伝えつつ

 

再度、問題をはじめからもう一回読んでみようと促すと

 

「もう読んだの、けど分からないのー」

 

「読んだけど私はこう思ったの」

 

と自分の意見をヒステリックに興奮気味に言っていました。

 

 

あんまりヒステリックなその態度に僕もついつい

 

「そんな態度になるならもうしなくていい。」

 

「もう少し落ち着いて取り組みなさい」

 

ってこちらもつい短気を起こしヒステリックになりそうでした。

 

きっと、娘と2人きりならば

娘のヒステリックになり周囲に八つ当たりするような態度を、

僕が許せなくなり感情的に怒ってしまう事で状況をさらに悪化させ

険悪な雰囲気を作りだしていたと思います。

 

けどこの時は

その場面で隣にいた妻が

「冗談ぽくあなたも小さい時

こんなだったんじゃないの?」

 

と一言。

 

イライラしかけていた自分も

 

この言葉でふと小さい時の自分を思い返し、

 

読解力が弱かった事や、急いでしまうので落ち着いて最後までじっくり

理解する事が出来なかった事を思い出し確かに自分もそうだったなぁ〜。

 

小学低学年の時にはまだ勉強の必要性を理解出来ていなかった自分に

母が勉強を教えようと再三取り組んでも全く興味を示さず、

結局あまりにもやる気のなかった僕に対して、

はじめは優しかった母の態度も最終的にはいつもヒステリックに怒り、

もういいと諦められた事や、そう言った出来事が続いた事で

もともと興味がなかった勉強がさらに嫌いになった事を思い出しました。

 

 

幼少期の日常のこういったやりとりや生活環境がのちの人格形成に

影響を与える事をあらためて再認識しつつ

 

イライラしてヒステリックに怒ってしまいそうになっていた衝動を落ち着かせ

理性的に考えるよう努めました。

 

僕がどう対応するかで、娘がどう取り組むかを学べるのであれば

過去の自分の経験を糧に今の自分ならどうアプローチする事が最良か

落ち着いて考えてみました。

 

 

娘のLちゃんに落ち着いて少しの忍耐力を持って取り組む事を伝えたいのなら

先ずは僕(大人〕からヒステリックにならずに忍耐と根気を持って

接する事をはじめていかないといけません。

 

そんな事を思いつつ

 

しきりなおして「落ちついてもう一回始めから読んでみよう。」

と促すと、今度はしぶしぶ読み始めたLちゃん。

音読を聞いていると、せっかちさんなLちゃんは走り読みをして、

 

分脈をあんまり理解出来ていない箇所がありました。

その分脈の部分をゆっくり落ち着いて何回か読み直してもらいました。

 

すると次第に「そう言う事か〜」って分かってきて

文が理解できたら、自然と答えに辿り付き

一つの成功例を体験する事が出来ました。

 

はじめは分からないとヒステリックに泣いていた娘も、

最後にはすっきりした気持ちで晴ればれしていました。

 

日常の些細な出来事から

親子揃って大きな収穫を得たような気がして実りのある時間になりました。

 

今迄はこう言った場面で子供の求める事に向き合いきれていない自分がいたり、

忍耐強くあれない自分がいました。

 

今回は娘の勉強を通して娘の心の成長を導く事に真摯に向き合えたことで

自分も一つ大人になれたかなと思います。

 

 子供は本当にいつも色々な人生の教えと学びをもって来てくれますね〜。